| Rock oN eStore |
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Rock oN Company は、音楽制作機材や映像機器の販売から業務用システムプランニングまでを手がける専門ショップで、渋谷にある店舗では商品の販売の他に実際のソリューションを体験できるコーナーや、セミナー、イベントを行うスペースなども用意されています。 FileMaker による社内システムおよび EC サイト構築Rock oN Company を率いる前田氏は早くから FileMaker の可能性に着目し、自ら構築した社内の商品在庫管理システムを利用して店舗の商品管理を行っていました。 「様々な会社に相談はしたが、既存システムを生かして、FileMaker、Mac OS X をベースとした本格的な Web システムの構築を開発できるという条件が出ると、候補がどんどん絞られていき、最終的にはキー・プランニングしか頼める開発会社がなかったというのが実態」(前田氏) 2004 年に公開された旧 Rock oN eStore は、初心者からプロユースまで幅広い利用者層のニーズに応える豊富な品揃えで売り上げを伸ばしていましたが、利用者数の増加とともに FileMaker ベースの Web システムに特有の問題が生じるようになってきました。特に大きな問題となったのは、商品検索のレスポンスと安定性でした。
FileMaker 単体のソリューションから FileMaker + MySQL の複合型ソリューションへこうした事情を背景に、Web システムの再構築計画がスタートします。 キー・プランニングでは複数のソリューションを比較検討した結果、FileMaker 9.0 以降で利用可能となった外部 SQL データソース(ESS)を利用して FileMaker と MySQL をシームレスに連携する複合型ソリューション開発を提案しました。
再構築の効果応答速度・安定性の向上最大の課題となっていた商品検索の応答速度については、バックエンドに MySQL を採用したことで大幅に改善されました。単純な条件での検索はもちろん、キーワードによる全文検索も高速に処理されるようになり、利用者はストレスなく目的の商品を見つけ出すことができるようになりました。 また、サイト・リニューアルから間もなく1年が経過しますが、これまでのところシステム障害は一度も発生しておらず、担当スタッフがメンテナンスに費やす時間は大幅に短縮されました。 運用負荷の軽減商品情報やニュース記事、バナーといった情報を常に新鮮に保つことは EC サイトが成功するために大変重要ですが、旧システムではこうした情報の更新に HTML などの知識が必要とされたため、ごく一部の多忙なスタッフに作業が集中し、結果的に情報の更新に時間がかかるという状況が生じていました。 「新システムでは Web 担当スタッフが使い慣れた FileMaker の管理画面から更新作業を行うことができるので、常に利用者の求める最新の情報を提供できるようになった」(システムアドミニストレーター/デザイナー 小林氏) 例として、旧システムでは商品画像の登録を行う場合、FileMaker データベースに画像ファイル名を入力してから FTP 専用のアプリケーションを使用して画像ファイルを Web サーバーにアップロードするという2ステップの操作が必要だったため、商品の入れ替わりが激しい Rock oN eStore ではこの作業が大きな負担となっていました。新システムでは、商品マスタの更新、画像のアップロード、サムネイルの生成という一連の処理が FileMaker の管理画面からワン・アクションで完了できるようになり、作業効率は飛躍的に向上しました。 今後の展開口コミ・レビューなどの新機能を追加しながらも応答速度が向上したことはサイト利用者にも好意的に受け入れられたようで、一ヶ月あたりの会員登録数は旧システムとの比較で約2.5倍、売り上げ額も平均で20%以上増と大幅に伸びています。 「Rock oN で取り扱っている商品はかなり専門的なものが多いにも関わらず、お客様の7割は店頭よりもオンラインでの商品購入を希望している。今後も渋谷店舗と連携し、実際にお客様が求めている情報のタイムリーな発信と、ECサイトにおける取り扱い商材の拡充と利便性の向上、そして実際に商品を手に取って専門スタッフと相談できる店舗というそれぞれのメリットを生かして、質の高いサービスを目指す」(前田氏)
リンク文中で使用した FileMaker システム、Web システムのデザインは小林様によるもので、事例紹介のため特別に許可を得て掲載しています。 |





